箱根駅伝の歴代最高記録は?
毎年お正月になると、箱根駅伝を楽しみにしているという方も多いのではないでしょうか。
順位だけでなく、最高記録が出るかどうかも箱根駅伝のファンにとっては見どころのひとつですよね。
優勝校の歴代最高記録とは
第一回目の箱根駅伝は大正9年に開催されました。平成30年の大会は、実に94回目にあたります。
過去93回行われた箱根駅伝の中で、最高成績をおさめたのはどの学校なのでしょうか。
現時点での最高記録は、平成27年の第91回箱根駅伝で青山学院大学が記録した10時間49分27秒です。なお、この第91回大会で、青山学院大学は往路と復路でも最高記録を樹立しています。往路は5時間23分58秒、復路は5時間25分29秒です。
ただし、第91回大会では5区および6区のコースが変更されたために、第90回大会までの記録は参考記録とされています。コースの距離や区間ごとの距離が違えば、記録も変わってきますからね。
ちなみに、第90回大会までの最高記録は平成12年の第76回大会に駒澤大学が記録した11時間3分17秒です。
歴代の区間最高記録は?往路編
箱根駅伝の総合記録と往路、復路の記録だけでなく、各区間の最高記録も気になりますよね。ここからは各区間ごとの歴代最高記録を紹介します。
1区の最短記録は、2007年開催の第83回大会で、東海大学が記録した1時間1分6秒です。この区間を走ったのは佐藤悠基選手。当時2年生でした。
2区の最短記録は、2009年開催の第85回大会で、山梨学院大学が記録した1時間6分4秒です。この区間を走ったのは当時4年生だったM.J.モグス選手です。
3区の歴代最短記録は、2012年開催の第88回大会で、山梨学院大学のO.コスマス選手が記録した1時間1分38秒です。
4区の最短記録は、平成29年の第93回大会で順天堂大学3年生の栃木渡選手が記録した1時間3分36秒です。
5区の最短記録は、平成29年の第93回大会で駒澤大学4年生の大塚祥平選手が記録した1時間12分46秒です。
往路では、5つの区間のうち第2区、第3区で山梨学院大学が歴代最高記録を打ち立てています。
歴代の区間最高記録は?復路編
続いて、箱根駅伝の復路での区間記録についても見ていきましょう。
第4区、第5区と同じく、第6区の新記録も平成29年の第93回大会で更新されています。第6区の最短記録は日本体育大学4年の秋山清仁選手が記録した58分1秒です。
第7区の最短記録は、平成24年の第88回大会で東洋大学2年生の設楽悠太選手が記録し1時間2分32秒です。
8区の最短記録は、平成9年の第73回大会で山梨学院大学1年生の古田 哲弘選手が記録した1時間4分5秒です。
9区の最短記録は、平成18年の第82回大会で順天堂大学4年生の松瀬 元太選手が記録した1時間8分59秒です。
往路の第4区、第5区、および復路の第6区では2017年の第93回大会で新記録が出ています。
区間ごとに最短記録を出した学校を見てみると、山梨学院大学と駒澤大学、順天堂大学が特に優秀な成績をおさめていることがわかりますね。